わたしの黒歴史
小学生の頃のわたしは、世界で一番不幸だと思っていた。
脱毛症で、髪が抜けてハゲがあったから。
はっきり言って、「不幸な少女のワタシ」に酔っていた。
今思うと、ほんとアホだと思う。
そんな不幸な少女のわたしは、小学生女子にありがちな「一緒にトイレ行こう」って言われても、不幸たるものそんなことでツルんではいけないと、断っていた。
「わたし、今いい。行かない」と。
で、1人でトイレに行けるわたしカッコイイみたいな。
それがやりたいがために、トイレ誘われても断り、行きたくても我慢して誰も行かない時に、行ってた。
行ったらいいじゃん。トイレ。
行きたいなら、行ったらいいじゃん。
そのくせ、ひとりぼっちななる勇気はなくて、誘われると嬉しいの。
あああああ、恥ずかしい…。
こんな感じの小学生時代。
わたしの黒歴史。